南部鉄瓶との時間
南部鉄瓶への憧れ
「水道水の塩素除去ができる」
「鉄分の補給ができる」
「おいしいお湯がつくれる」
という、メリットに魅かれてずっと気になっていた南部鉄瓶。
お手入れが大変というイメージが強かったので、憧れのままでいましたが、2018年末に思い切って購入して、2019年から使い始めました。
南部鉄瓶は専門店で購入
実際に南部鉄瓶を手に取ってみたい、他にも色々と聞いてみたいことがあったので、専門店・東京南部鉄瓶に行ってきました。
お店には、鉄瓶が素敵にディスプレイされていました。鮮やかな色の急須はフランス人にとても人気があるとのことです。海外のお客様も多く訪れます。

選びきれない!見ているとどれも欲しくなってしまいます。オーナーとお話しをさせて頂きながら、使い勝手、デザイン、予算を考えてやっとのことで選びました。

「東京南部鉄瓶」より
購入したのは、伝統工芸士・金野和秋氏の手づくり鉄瓶です。手作業で、唐草模様と菊の文様を全面に捺しています。 飾るだけでも絵になるんです。ふふっ。

湯垢が何より大事
鉄瓶は内部に湯垢(水中のミネラル成分)をつけることが超大事です。湯垢がつくと、錆びにくくなり、お湯が美味しくなるからです。
「錆をつけないように使っていかなければ…」
取説通りに使っていたのですが、1週間で錆が出来てしまいました。
お店に伺う前にもメールをさせて頂いたこともあり、鉄瓶の写真を東京南部鉄瓶のオーナーに写真を送りました。
「この位の錆は通常の範囲内で全く問題ありません。早く湯垢をつけるのであれば、1日2回位お湯を沸かしたり、輸入のペットボトルでお湯を沸かすといいでしょう。」
とアドバイス頂き、さっそく実行です。

コントレックスで湯垢をつくる
硬質の水と言えばコントレックス、そういえばスーパーで見なくなったと思いませんか?その理由は代理店が変わったからだそうです。(近所のカクヤスのお兄ちゃんより)そこで、アマゾンでコントレックスを1ケースを買い毎日お湯を沸かしました。
硬質の水はちょっと苦手
ダイエットや便秘にいいとされている「硬質の水」ですが、水が固く癖があるので、わたしは得意ではありません。
お茶ならと思い、いつも作っているソイティーにコントレックスの白湯を使ったら、何とヨーグルトになってしまいました。やはり、白湯で飲むしかないか…
12本のコントレックスを飲み干すのはちょっと大変でした。
鉄瓶の底
今の鉄瓶の底はこんな感じです。ちょっとまだらですが、湯垢がついています。

お茶を楽しむ
今、お茶の時間が楽しみです。南部鉄瓶で沸かしたお湯で、紅茶ストレートでを頂くことが幸せの一つです。使っている茶葉は、「マリアージュフレール・アールグレイインペリアル」です。なかなかのお値段ですが、この茶葉のお陰でかなり立派な「おうち喫茶店」になります。
このアールグレーインペリアルは、ベルガモットを絶妙に薫りつけた銘柄です。春摘みダージリンのふわっとした華やかな味わいに柑橘フルーツのバランスが何とも言えません。アールグレー好きの私にとっては、至福の時間の相棒です。