知らなきゃ損する相続税対策 その5(具体策)

お金と星の相談員 千草友紀子です。

今回の税制改正で相続税というものが、一部のお金持ちから、もっともっと多くの人に関わってくるようになりました。
ここでお知らせする具体的な対策は、一般的なものになります。個人によって対策は様々ですので、その点はご了承ください。

まずは、遺言書がなくて大変!なケースを紹介。

手紙

<ケース1>
ご主人が亡くなる。(奥さんが一人になる)
お子さんがいない。
ご主人のご両親が既に亡くなっている。
ご主人の兄弟が3人。
亡くなったご主人のお兄さん(亡くなっている)のお子さんが3人(甥っ子、姪っ子)

奥さんは、ご主人の兄弟とは疎遠で、ご主人から生前
『おれが亡くなったら、みんなお前にやるからな。』
と聞かされていたので、特になにもしませんでした。

ま困りそうなのは、ご主人が亡くなって時点で、預金が引き出せなくなることです。生活資金不足の可能性が出てきます。お金を引き出すには、被相続人全ての承認が必要です。

人数が多いと、遠方、海外にいるケースもあったりするので、ホント大変。

奥さんが、遺産のすべての相続をする為には、被相続人(ご主人のご兄弟、姪っ子、甥っ子)全てに連絡をとって、相続の放棄してもらうか、遺産分割協議書に印鑑をもらう必要があります。

ポイント
兄弟姉妹には遺留分がないので、奥さんに全ての遺産を相続させる旨の遺言書を書く。

遺言書の活用は他にも、
相続人の子供が財産を持っている場合、孫へ相続をさせることができる。(世代飛び越し効果で、節税ができます。)
老後の世話をしてもらっている長男の妻(法定相続人ではありません)に、お金を残すことができる。
ということができます。

遺言書を書くのは抵抗感を感じる人は、保険に加入するのも手段の一つになります。

ポイント
⇒ 相続人ごとの納税財源に考慮した遺言書を作成を!

遺言書を書くのに気をつけることは、納税を考慮することです。相続財産に、不動産などがあるとすぐに現金化ができません。遺言の内容では納税ができない場合があるので、要注意です!

<保険を使うメリット>
保険を活用するメリットとしては、非課税枠の活用
があります。ココ知っておいて損はないです

死亡保険金:500万円×法定相続人の数⇒無税で相続

菊の花

<ケース2>
具体的にどの位、効果があるかというと、
ご夫婦とお子さん2人
ご主人が亡くなる
3,000万円の保険金を受け取った場合

生命保険金3,000万円-非課税枠1,500万円500万円×3人)=1,500万円
課税されるのは、1,500万円。 効果大!です。

ただ保険ってね、被保険者(保険に加入する人)の健康状態によって加入できない場合があります。あとどの会社のどの保険に加入するかということもあるので、早めの検討、対策が必要です。

次回は追加のおはなし 5/5

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