国民負担率47.5%ってヤバくない?
お金に関するいいニュースがなかなかありません。一方でネガティブなニュースは多いです。
お金が気になっていたり、お金で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
国民負担率ってご存知ですか?これは、国民の所得に占める税金や社会保険料などの負担割合です。2022年度は、日本で47.5%になるようです。手取り収入の半分位になっています。
国民負担率は、世界の他の国と比べてどうなのか?
ちょっと古いデータですが、日本の国民負担率は2018年OECD35カ国中26位。
「じゃあ、日本は他の国より負担が軽いんじゃない?」
と思ってしまいそうですが、負担に見合う社会保障制度があれば話が違ってきます。
デンマークは、国民負担率は高いが社会保障が充実している
例えば、国民負担率2位のデンマークは、世界幸福度ランキングは2021年第2位です。一方日本は56位。
デンマークの労働時間は、週37時間が平均だそうです。年金制度も充実していて、他にも、教育費無料(大学院まで)、医療費無料など、社会保障面は充実しているので、単純に比較できません。
一方日本では、2019年に国会で老後2000万円問題について質疑が集中しました。わたしたちは、自助努力を促されています。
投資が注目される背景
支出が増えているのに、給料はなかなか上がりません。このような背景や、来年のNISA恒久化予定で、投資に対する関心が高くなっています。

米国のリセッション入りで、日本は景気後退になる
投資をしていく上で、世界経済、日本経済や金融市場の現状を程度把握していると、暴落局面で冷静に対処することができます。
ここで重要になるのは、米国経済です。
なぜ米国経済かというと、リセッション局面に入ると、ほぼ全世界の国が影響を受けるからです。日本は1980年以降、米国の景気後退では必ず影響を受けてきました。
現在の逆イールド発生は、景気後退へのシグナル
現在米国では、「逆イールド」と呼ばれる状況が発生しています。
短期金利が長期金利を上回り、イールドカーブ(利回り曲線)が右下がりの曲線となっている状態なのです。 市場関係者が将来的に金利が下がるとみている場合に起こり、一般的に景気後退の兆候として捉えらています。

この逆イールドから8ヶ月以内に、リセッション入りする確率は8回のうち7回にもなります。よって現在リセッションの可能性が高まっています。(クニゼミさんYouTubeより)
クニゼミさんのYouTube
最近、投資のYouTubeをよくみています。中でもクニゼミさんがお気に入りです。金融商品が上がる、下がるという内容のコンテンツが多い中、
「この国は、○○という理由で今後市場が大きくなるだろう」
と、なぜこうなるをデータを元に伝えてくれます。
経済指標をチェック!
米国がリセッション入りする前には、各種指数に変化があります。
その一部です。
住宅着工件数
米国住宅着工件数は、雇用市場の動向や、消費者の景気への信頼感などとの相関がみられます。計測期間の翌月第3週に発表。3月16日に2月が発表されます。

雇用統計
リセッションの直前には、必ず失業率が上がります。最重要はアメリカ雇用統計の失業率になります。4%を超えると市場がレセッションを懸念し始めるので、株式市場が下落傾向になるようです。
占星術でも2023年3月は波乱含み?
占星術的には、2023年は「経済」「お金」が大変なのです。3月は天体が大きく動きますし、2023年の前半は、金融市場に大きな動きがあってもおかしくないです。

投資は「暴落局面」でも市場に居続けること
金融商品を暴落時で購入して、高騰時に売ることばできれば一番いいのですが、プロの投資家が難しいことを、一般投資家ができるのでしょうか。
これから投資をスタートさせるのであれば、売却益が非課税の「つみたてNISA」で、投資時期を選ばない「積立投資」を行うのもいいかもしれません。
投資時期を探しているうちに、機会を逸してしまうことがよくあります。時期を投資で大切なことは、常に市場にいることです。暴落や高騰局面でもです。

実は…
実は、今回のコロナパンデミックで、金融資産の多くを安全性の高いものに変えてしまいました。
「市場に居続けること」
なんてエラそうに言ってますが、自分に対することばでもあります。
今後は、物価上昇、社会保険負担増、税負担増、さらにインフレになると普通預金も目減りします。
先々のことを考えて、投資を勉強し直して、リスタートさせました。
「お金を守る」「お金を増やす」のは投資だけじゃない
投資は、あくまでもお金を増やす一つの手段です。お金を増やし、守るにはいくつもの方法があります。
- 健康(病気はお金を失うことにつながります)
- リアイア後も働き続けること(お小遣い稼ぎでもOK)
- 少ないお金で、楽しく生活できるスタイルを作る
今後、金利が上昇する可能性が高くなるので、住宅ローンを変動金利にしている人はローンの乗り換えや、繰上げ返済を考えてみるといいかもしれません。
固定費削減していますか?格安スマホにしてみる、サブスクの見直しをしてみるなど、できることは案外たくさんあります。
無理なく、楽しんで自分なりの「お金を守る方法」「お金を増やす方法」を今から作っていきましょう!