マンデン占星術で読み解く新年〜2022年はどんな年になるか?

もくじ

2022年の日本はどうなるのか?

未来の予測は、「マンデン占星術」を用います。

マンデン占星術は、西洋占星術の手法の一つで、世の中の大きな流れ、情勢を占います。ホロスコープは、春分図をはじめとした「四季図」や「始原図」が用いられ、「新月図」「満月図」などもみていきます。

各天体、各ハウスの意味合いをお伝えしながら、2022年はどんな年になるのか予測していきたいと思います。

占星術の予測は、予測者のカラーが出る

様々な人がマンデン占星術で、未来を予測しています。人によって書かれている内容が違っているように感じたら、それは予測者が世の中をどう見ているかによるところが大きいです。

個人的には、これから非常に難しい時代になっていくと思っています。ブログ記事では、どこかに希望を感じられるように書きたいと思っていますが、全体のトーンとしては「ハッピー」「ポジティブ」ではないので、抵抗感があればスキップして頂ければと思います。

天体のシンボル

予測の前に、天体の象徴する意味あいをお知らせします。

天体 象徴的な意味
太陽 政権、国家元首
国民、世論、農作物
水星 通信、交通、輸送、メディア、商業取引
金星 金銭、娯楽、ファッション、芸術
火星 軍事、戦争、警察、災害、事故、テロ
木星 銀行、金融、宗教、法律、法廷、出版
土星 不動産、地下資源、権威、秩序、伝統、農業、高齢者及び死亡率の問題
天王星 改革、開放、テクノロジー、ハイテク
海王星 石油、科学、薬物、流行、詐欺、煽動、スピリチュアリズム
冥王星
巨大権力、暴露、崩壊、再生,組織犯罪、アンダーグランド

ハウスのシンボル

各ハウスを象徴する意味は、下記になります。
ハウス 象徴的な意味
1ハウス 国家、国民、世論
2ハウス 財政、税制、金融市場、国民所得、通貨、国内取引
3ハウス 交通、輸送、通信、メディア、隣国との取引
4ハウス 国土、農業生産、天候、環境、気象、野党
5ハウス 娯楽、芸術、スポーツ、妊娠、出産、子供
6ハウス 国民の健康、感染症、食料、労働環境、軍隊・警察
7ハウス 外交、条約、同盟国、敵対国、戦争、和平交渉
8ハウス 国債、社会保障、国際金融、多国籍企業
9ハウス 法廷、法律、宗教、高等教育、貿易
10ハウス 国家元首、政府、与党、国会
11ハウス 議会、地方自治体、国際的な友好関係
12ハウス
テロ、スパイ(内なる敵)、妨害、国家機密、密約、病院
個人のホロスコープの意味合いと、基本一緒です。

2022年春分図を読み解く

「春分」は毎年太陽が牡羊座に入る日です。日本の1年の動向は、春分の日のホロスコープで読み解きます。有効期間は来年の春分までになります。

こちらが2022年の春分図です。

「お金」と「インフラ」が大きなテーマ

第2ハウスと第3ハウスがステリウムです。ステリウムとは、天体が集中する状態です。一つのハウスに3つ以上の天体が入るので、そのハウスの意味を強めることになります。

2022年の春分図は、第2ハウスに4天体(冥王星は第1ハウスのかなり後半なので、第2ハウスの影響が大きいとして第2ハウスとします)、第3ハウスに4天体なので、第2ハウスと3第ハウスが大きなテーマとなります。

お金の問題

第2ハウスは、財政、税制、金融市場、国民の所得を示し、ここに、火星、金星、土星、冥王星があります。「物価」「税」が大きなテーマです。

第10ハウスにある国民を示す「月」と「冥王星」が、スクエアです。月は、「大衆の動向」「ムード」を示すので、わたしたちは、この1年間ずっと「お金」が気になります。スクエアなので「予想していない」どちらかかと言えば、ネガティブな出来事の起こる可能性があります。

様々なモノの値段が上がっています。特にガソリン価格上昇が目に付きます。
現在石油の備蓄を放出しています。法律では供給不足や災害時に限定されていて、毎年、一定の量を入れ替えていますが、アメリカのバイデン政権の要請に応じるため、その時期を前倒ししています。

最近、以前よく行っていたお店でご飯を食べたのですが、頼んだお料理全ての量が少なくなっていました。このような出来事が頻繁に起こるようになりました。

インフラ・メディアの問題

第3ハウスは、交通、輸送、メディアです。木星と海王星は拡大天体なの広がりやすく、多くの人に影響があるでしょう。

インフラでは、交通機関、輸送でのトラブルが予想されます。今年の水星逆行は昨年同様に、風のサインなので、より注意が必要です。

そして、メディアの問題もクローズアップされそうです。魚座海王星と魚座木星は柔軟サインなので、デマや噂が流れやすくなります。不安が不安を呼んでいく感じでしょうか。

コロナは、今後どうなっていくのか?

コロナの今後は、大いに気になるところです。
感染症、国民の健康は第6ハウスの管轄です。サインは双子座。柔軟宮でエレメントが風なので、伝播する感じです。ただ春分図には、天体がないので、実態のない伝播?最終的には収束の方向へ向かうのではなかと思わせてくれます。

気になるのは秋分図(9月23日)です。第6ハウスに牡牛座天王星、オーブ5度以内にドラゴンヘッド。ドラゴンヘッドは、人を巻き込みます。これが第3ハウスの水瓶座土星がスクエアになっています。

この時期、「感染症対策」や「わたしたちの健康」に関して、ニュースが飛び込んでくるかもしれません。スクエアなので、ネガティブなことかもしれません。

秋分図は、政府や首相を示す第10ハウスに、太陽、水星、金星があり、第4ハウスの木星、海王星とオポジションなので、重要人物の交代?人物に何かある?政治的の分野での動きが予想されます。2023年のターニングポイントとなりそうな時期です。

2022年どう過ごすべきか?

「お金」に関しては、まずは自分の財務状態をしっかりと把握をして、スリムにしておくことです。物価が上昇しているので、この際不必要なモノは購入しない、そして使っていないサービスをやめることをオススメします。

政府やメディアは、わたし達にとって重要なことを広くアナウンスしてくれません。最近で言えば税制です。
このブログでも取り上げましたが、「インボイス制度」です。こういったお金に関する重要な情報を逃さないように、アンテナを張ることが大事です。

万が一の時の備えをできる範囲で行って下さい。物価上昇を考慮すると、生活必需品は余裕があれば多少多めに購入して、備蓄してもいいでしょう。

重要な予定がある時は、余裕を持ったスケジューリングをして、交通機関を利用する際は代替ルートも予め考えておくと安心です。不安感がより広がりそうなので、注意をしないとメディアに気持ちを煽られるかもしれません。複数のメディアから、反対意見も含めて情報収集を行うといいでしょう。感情を煽っていると感じるソースは、距離をとった方がよさそうです。

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