【2023年3月7日】魚座土星は、わたしたちに何をもたらすのか

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2023年3月は激動のはじまり

2023年3月は、天体の大きな動きが次々とあります。「冥王星水瓶座入り」の注目度が高いですが、今日は「土星魚座入り」に、社会にどのような影響があるかについて考察をしてみます。

2023年3月の天体の動き

3月 7日 土星魚座入り・乙女座満月
3月21日 春分
3月22日 牡羊座新月
3月24日 冥王星水瓶座入り
3月25日 火星蟹座入り

風の時代を先導してきた「土星」が2023年3月7日に魚座に移動します。2026年2月14日までの滞在です。
(その間2025年5月25日に牡羊座に入り、その後逆行して再び魚座入り)

水瓶座土星時代に起こったこと

まず、水瓶座土星時代を振り返ってみます。
水瓶座に土星がやって来たのは、2020年03月22日です。この間日本や世界で大きな出来事がありました。

2020年
【日本】
4月 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言発令(7日)
7月 東京五輪・パラ1年延期
8月  安倍首相辞任(28日)
・高校野球が春夏中止、プロスポーツ界でも延期や中止相次ぐ
・GDP年率換算27.8%減、戦後最大の下落
【海外】
1月 WHOが緊急事態宣言(30日)
1月 英国がEU離脱(31日)
3月 WHOがパンデミック宣言(11日)
6月 全米で大規模な人種差別抗議デモ
6月 香港の統制を強化する「香港国家安全維持法」の導入
11月 米大統領選でバイデン氏勝利(就任は2021年1月)

2021年
【日本】
7月 熱海市で土石流、死者・不明27人(3日)
9月 菅首相1年で退陣(3日)後継は岸田氏(10月4日)
・コロナ長期化進む、ワクチン接種推進
【海外】
2月 ミャンマーでクーデター
8月 米アフガン撤収、タリバン政権発足
・新型コロナ、世界の死者500万人超

2022年
【日本】
4月 知床観光船沈没事 故乗客乗員20人死亡6人行方不明(23日)
7月 安倍元首相撃たれ死亡(8日)
7月 新型コロナ感染者累計が1千万人を突破
8月・9月 旧統一教会 政治問題化
10月 円安1ドル150円突破(20日)
・物価高騰、商品値上げ相次ぐ
・改正民法施行、成人年齢18歳に
【海外】
2月 ロシア軍ウクライナ侵攻

水瓶座土星時代は、コロナパンデミックの時期だった

2020年から2022年まで、様々なことが起こりました。
一つあげるとするなら
「コロナパンデミック」
です。

コロナパンデミックは、水瓶座土星時代と重なりました。特に日本は各種規制が解かれるのが海外よりも遅かったので、ほぼ丸被りです。

土星は「制限」や「努力」を強いるので、「克服すべき課題」です。この土星の課題が「水瓶座」になります。

土星が水瓶座に入室したのは、健康と労働の第6ハウスです。 健康(今思い返すとコロナ、ワクチン接種)と労働環境(リモートワークの推進)が、大きな課題でした。ソーシャルディスタンスなんて、まさに水瓶座土星っぽい。

魚座土星入りで何が変わるのか

12星座最後の「魚座」は、同情心、優しさ、受容性、救済、支援、奉仕、ボーダーレス、芸術などを象徴します。

人との距離感があり、ドライな「風」のサイン水瓶座から、人との繋がりを求める「水」のサイン魚座にうつります。

コロナ禍で生じた、物理的、精神的なソーシャルディスタンスを、人びとが再び繋がることにより解消させることが土星の課題ではないでしょうか。でもこの繋がりは、2019年までの繋がりに戻る訳ではありません。それは冥王星水瓶座の影響を多大に受けるからです。

魚座土星への期待、そして冥王星水瓶座への憂い

土星は、メンテナンスの天体です。先にも述べましたが、再び人との繫りがもたらされることを期待します。

そして魚座土星入りと同時に、冥王星が2023年3月24日に水瓶座入りします。(一旦離れ、本格的には2024年11月) 冥王星はスクラップアンドビルドの天体です。既成の仕組みをぶち壊して、新たなものをつくりあげます。およそ20年をかけて水瓶座的な世の中をつくるのです。

「水瓶座的」とはどんなものかというと、

  • 旧い制度の崩壊と新たな枠組みの構築
    (新たな国際機関の創設、コミュニティづくりなど)
  • AIの発展と人との共存
  • 多様な生き方・価値観の尊重
  • コミュニケーション手段の進化と発展

わたしは、冥王星水瓶座時代への憂いがあります。
それは、「水瓶座の正義」の行き過ぎです。この「正義」に、異を唱えづらくなることが起こりつつありますので、今後は注視していかなければなりません。

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