【西洋占星術の基本①】12星座占いと、西洋占星術の違い

12星座占いを読んで、「なんだか当たっていない」「同じ星座の友達と、性格がまったく違う」と感じたことはありませんか?

仕事とお金の占星術師・ちぐさです。
この記事では、同じ星座でも性格が違う理由と、12星座占いと西洋占星術(ホロスコープ)の違いについてお伝えします。

この記事でわかること

・同じ星座でも、性格が違う理由
・12星座占いと、西洋占星術(ホロスコープ)の違い
・ホロスコープを作るために必要な情報

もくじ

12星座占いは、太陽だけを見ている

12星座占いは、1930年代のイギリスの新聞から広まったといわれています。シンプルでとてもわかりやすいこともあって、人気を博していきました。「エンタメ」の一つの分野といってもよいでしょう。

12星座占いは、太陽星座のみを使います。「太陽」は大きな意味がありますが、これだけですべてを語ることはできません。

一方で、西洋占星術は、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個の天体とそれぞれの「サイン」「アスペクト」「ハウス」で、複合的にみていきます。

12星座占いが当たっていないと感じるのは、10個ある天体のうち、太陽しか見ていないことが大きな理由の一つです。

同じ牡羊座でも、性格が違う例

12星座占いは人によって、
「当たっている」
「当たっていない」
と感じ方が違います。

たとえば下記のような例です。

AさんとBさんは、共に太陽が牡羊座です。

Aさん:牡羊座「太陽・月」

太陽と月が牡羊座なので、「思ったら即行動」が色濃く出ます。月牡羊座は、移り気で衝動的な部分がちょいちょい出てきます。

牡羊座濃度が高いので、12星座占いは結構当たっていると感じそうです。

Bさん:牡羊座「太陽」・牡牛座「月」

牡羊座の「チャレンジャー」気質に、牡牛座の「慎重さ」と「継続力」が加わります。月牡牛座は、内面の穏やかさ、頑固さがあります。

牡羊座について書かれているものを読んでもしっくりこなかったり、占いが当たっていないと思うことがありそうです。

太陽が同じ牡羊座であっても、月、水星、金星、火星の個人天体(性格や好みに表れやすい天体)のサインによって、牡羊座の純度が変わってきます。

これが、同じ星座でも性格が違う理由です。

ホロスコープを作るには

西洋占星術は、ホロスコープというチャートを使います。ホロスコープを作成するには次の3つの情報が必要です。

・生年月日
・出生時間(分からない場合は簡易的な方法あり)
・出生場所

皆さんは、ご自分の太陽星座はご存知ですよね。生年月日が分かれば、太陽星座はすぐに調べられます。

ただ、月の位置やハウスまで正確に出すには、出生時間と出生場所が必要です。同じ日に生まれても、出生時間や出生場所が違うと、その人の資質や才能、力を発揮しやすい場面が大きく違ってきます。

出生時間は、母子手帳に書かれています。

西洋占星術の歴史概略

西洋占星術は、古代バビロニアの天体観測が起源とされ、紀元前2000年頃に発祥したといわれています(諸説あり)。

当時は、天体の運行が地上にどのような影響を与えているのかを観ることによって、国家の行く末を判断する基準の一つとしていました。

具体的には、日蝕、月蝕、客星、惑星の留など天変を観測し、地上で起こるイベントを予測していました。

その後、バビロニアで生まれた占星術は、ギリシャに伝わり、個人の人生を占う現在の西洋占星術の体系を確立していきます。

西洋占星術の仕組み

下記は天球図です。天球とは、地球を中心にした大きな球のことです。天体はすべて、その球の上にあるものとして考えます。現代では地動説ということが分かっていますが、占星術では、地上にいる私たちを中心に宇宙を見ています。地球の周りを天体が回転するという、天動説に基づいた考え方になっています。

「星座」と「サイン」の違いは、分かりにくい

「サイン」は、赤道を延長した「天の赤道」と「黄道」の交差した場所を起点に、黄道の円を30度ずつ十二に区切った、黄道上の区画分けになります。

西洋占星術は、牡羊座、牡牛座、双子座…と呼ばれる12のサインがあります。これらは12のサインであって、12星座ではありません。

12サインを、実際に夜空に浮かぶ十二の星座が見える位置と思っている方も多いです。実際には12サインは、地球と太陽の関係で作られた区分けなので、太陽系外にある星座とは関係はありません。

なお、このブログでは分かりやすさを優先して、サインを「〇〇座」「星座」と呼ぶこともあります。

まとめ

・12星座占いは、太陽1つだけを見ている
・西洋占星術は、10天体とサイン・アスペクト・ハウスで複合的にみる
・同じ星座でも、月や個人天体のサインによって性格は変わる

次回は、西洋占星術のホロスコープを読む上で欠かせない「二区分」「三区分」「四元素(エレメント)」についてお伝えしますね。
→西洋占星術の基本②

ご自分のホロスコープを、読めるようになりたい方は、こちらをご覧ください。

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