【西洋占星術の基本②】四元素・三区分・二区分

西洋占星術は覚えることがたくさんあって、暗記できるか自信がない…と感じていませんか?

仕事とお金の占星術師・ちぐさです。
今回お話しする「四元素」「三区分」「二区分」を理解できれば、次回お話しする「サイン」は丸暗記する必要はありません。

この記事でわかること

・「四元素・エレメント」で、価値観を知る
・「三区分」で、活動の方向性を知る
・「二区分」で、関心の方向性を知る
・12サインは、エレメントと三区分の組み合わせでできている
・エレメント、区分の偏りにみられる、ユニークな特徴

もくじ

四元素・エレメントで、価値観を知る

古代ギリシャの哲学者、エンペドクレスは「四大元素」を唱え、その後プラトンやアリストテレスがその考えを引き継いでいきました。古い時代の哲学では、世界は、「火」「地」「風」「水」で出来ていると考えられていました。

エレメントは、12サインを4つのグループに分類し、似た性質、価値観を持つ西洋哲学の四大元素にあてはめたものです。

各エレメントの覚え方

エレメントは、こんなイメージで覚えてみてください。

エレメント 覚えるイメージ
火 明かりを放ちながら上昇する →精神の高みを目指す
地 境界線を作り、型を作り閉じ込める →物質を作り出す
風 一つのところに留まらない →情報を流通させる
水 混じる、くっつく(単独では存在しない) →対人関係を重視する
エレメントを覚えるイメージ

イメージから、エレメントの特徴を言語化すると下記のようになります。

エレメント サイン 特徴
火 牡羊座、獅子座、射手座 独立心、誇り高い、自己主張が強い
地 牡牛座、乙女座、山羊座 現実的、実際的、形あるものを重視
風 双子座、天秤座、水瓶座 知識欲、社交的、客観的な情報の扱いに長ける
水 蟹座、蠍座、魚座 情緒的、感情的、気持ちの交流が大事    
エレメントの特徴

各エレメントは、どんな基準で物ごとを選択するのか?

みなさんが様々な選択、例えば「商品」や「サービス」を選ぶ時、判断基準がありますよね。これは、各エレメントで特徴があります。

エレメント 判断基準
火 直感
地 損得
風 情報
水 感情
物事を決める時の判断基準

各エレメントが、「ご飯を食べに行く」「お店を決める」基準

エレメントの個性は、お店を選ぶ時にも出てきます。


火は直感的に決める
「このお店がよさそう!」
第一印象で、直感的に決めます。この直感はただの思いつきではありません。ピンときた感覚を信じて、初めてのお店にも迷わず入ります。

地は質を重視
「美味しい!」
が基本。コスパも重要なので、クーポンや割引が使えるかしっかりと検討します。でも、お眼鏡にかなえば、値段が高くてもOK。

風は情報を駆使する
「今流行っているお店は?」
「穴場のお店は?」
SNSを駆使して、ユニークなお店を探し出します。選ぶ過程も楽しい。

水は雰囲気が大事
チェーン店より、作り手の顔が見えるお店が好き。味も大事だけど、雰囲気はもっと大事。お気に入りのお店を鬼リピートします。

出生図の各エレメントが「強い人」「弱い人」の違い

出生図でエレメントが強いか弱いかは、10天体のうち、いくつがそのエレメントのサインに入っているかで見ます。特に、太陽・月・水星・金星・火星の個人天体が多いほど、強く表れます。

出生図で火が強い人

エネルギッシュで、自己主張強め。ものの見方は、未来志向。事実や現実より、新しい可能性を求める。全体的に物ごとを見る傾向が強く、細部を見落としがち。

出生図で火が欠けている人・弱い人

火が喚起する情熱や勇気に欠ける。なかには自信が持ち辛く、自分に不信感を持つ人もいる。

出生図で地が強い人

堅実、実際的で現実的。地に足のついた生き方をする。未来の100万円より今日の1万円を選択する。

出生図で地が欠けている人・弱い人

現実的野心が欠如する。地は五感でもあるので、身体感覚が希薄で、ぎりぎりになるまで体調不良に気づかない人もいる。

わたしは、地に個人天体がありません。
ハードワークになると、一線を超えて仕事をし過ぎる傾向があり、3回程倒れました。(他にも理由ありですが…)

出生図で風が強い人

客観性があり、物ごとを俯瞰して見ることができる。性格はあっさりしている。情報や知識の収集に熱を入れる。

出生図で風が欠けている人・弱い人

物ごとを客観視する能力や冷静さに欠ける。言いたいことを、言葉にするのに時間がかかる。

出生図で水が強い人

感受性が豊かで、人の気持ちに敏感で感応しやすくなる。人間関係を大切にするが、好き嫌いは激しめ。

出生図で水が欠けている人・弱い人

他人や自分の感情に無頓着になり、コミュニケーションで行間を理解するには努力が必要。共感より先に、解決策を考える。

三区分で、活動の方向性を知る

三区分で、活動の方向性が分かります。この区分は、季節の移り変わりをイメージすると理解しやすいです。

三区分 季節 月の目安
活動宮 スタートの勢いがある時期 4月、7月、10月、1月
固定宮 安定している時期 5月、8月、11月、2月
柔軟宮 変わり目の不安定な時期 6月、9月、12月、3月
三区分の季節

上記のイメージを言語化すると、三区分の特徴はこのようになります。

三区分 サイン 特徴
活動宮 牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座 スタートさせる力はあるが、維持するのは苦手
固定宮 牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座 維持する力はあるが、物事をスタートするのは慎重
柔軟宮 双子座、乙女座、射手座、魚座 変化に柔軟に対応し調整するが、決断や積極性に欠ける
三区分の特徴

二区分で、関心の方向性を知る

二区分では、サインの「性質」や「傾向」が分かります。人物が「外向き」か「内向き」であるのかを知ることができます。

奇数サインは、エレメントの「風」と「火」のサインです。
上昇して、広がります。火は燃え上がり、風は流通するので、同じ状況に居続けることに閉塞感を感じます。そして変化を好みます。

偶数サインは、エレメントの「地」と「水」のサインです。
地は器で、水はそこを満たす液体です。器が満たされるイメージから、満足や充足感を表します。動かない、落ち着いた状況をよしとします。

二区分サインの性質をまとめると、下記のようになります。

二区分 サイン 関心の方向性
奇数・男性 牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座 意志が外に向かい、積極的に働きかける
偶数・女性 牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座 意志が内に向かう、他から大人しく見える
二区分の意志の方向性

※「男性」「女性」は性別ではなく、「男性性」「女性性」という性質を表します(「陽」「陰」とも呼ばれます)。男性でも、女性サイン(偶数サイン)に天体が多い人もいます。

エレメントと三区分で、12サインができる

活動宮固定宮柔軟宮
火牡羊座獅子座射手座
地山羊座牡牛座乙女座
風天秤座水瓶座双子座
水蟹座蠍座魚座
エレメントと三区分の組み合わせ

たとえば、
・牡羊座=火×活動宮:直感で、真っ先に動き出す
・牡牛座=地×固定宮:現実的なものを、じっくり守り続ける
・双子座=風×柔軟宮:情報を集めて、身軽に動く

二区分は、エレメントで決まります。火と風は奇数、地と水は偶数です。

エレメント、区分の偏りに見られるユニークな特徴

エレメントや三区分にゼロ(天体が1つもない)があると、コントロールが効きにくくなります。その元素が表わす活動をずっとやり続けるか、逆に否定するかのように全く行わないかの両極端に働きます。

自分に欠けているエレメントを持つ人を、「付き合う人」「結婚相手」「ビジネスパートナー」に選ぶことが多いです。

その理由としては、相互補完関係が成り立つからです。自分にないエレメントを持っている人と関係を結ぶことにより、欠けているエレメントを補う役割を担ってもらいます。

欠けているエレメントは、人に頼る、仕組みで補うこともできるのです。

自分の「四元素・エレメント」「三区分」「二区分」を調べてみる

初心者さんでも分かりやすいサイトを2つお知らせします。

無料ホロスコープを作れるサイト〜めちゃんこ占い

超初心者さんでもOK!占い結果の解説もあります。何よりキャラクターがかわいい。

めちゃんこ占いサイト

ホロスコープの他に、簡単な鑑定結果も出してくれます。最初に出てくるイラストはこんな感じでかわいい。

無料ホロスコープを作れるサイト〜さくっとホロスコープ作成

各レポートがコンパクトに出ます。

さくっとホロスコープのサイトはこちらです。

作成する際は、出生場所の「経緯度」をクリックすると、都道府県を選べます。(経緯度を入力してもOK)

「四元素」「三区分」「二区分」の配分を見たい場合は、レポートのタブを選んでください。

さくっとホロスコープサイト画面

まとめ

・四元素・エレメントで、価値観が分かる
・三区分で、活動の方向性が分かる
・二区分で、「外向き」か「内向き」かが分かる
・12サインは、エレメントと三区分の組み合わせでできている
・エレメントや区分の偏りにも、その人らしさが表れる

次回は、「サイン」についてお話しします。→【西洋占星術の基本③】12サイン

西洋占星術を、もっと学びたい方は、こちらをご覧ください。

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