【2024年を大予測】冥王星は社会を徹底的に作り直す

もくじ

冥王星は社会を改革する

毎年驚くような事件、出来事が絶え間なく起き、すぐに過去の記憶の中に埋もれていきます。
これから世界は、私たちはどうなっていくのでしょうか?2024年の天体の動きから、少し紐解いていきます。

冥王星は、滞在するサインに関係するジャンルに大きな変化を促します。冥王星が2008年に山羊座に入った時、リーマンショックが起こり、その後も世界中で社会変革が続きました。

2024年の冥王星の動きです。

・1月21日に山羊座から水瓶座に移動
・9月2日から山羊座に戻る
・11月20日に再度水瓶座に移動

2023年は冥王星は山羊座から水瓶座に移動し、逆行があったので水瓶座滞在は3ヶ月程でしたが、わたしたちは、水瓶座冥王星の雰囲気を感じることができました。

山羊座社会は、ピラミッドのようなヒエラルキーがあります。お金は正義で、個人より企業や組織の力が強い社会です。このような縦構造の社会を、水瓶座は破壊します。2023年はジャニーズの解体、統一教会の解散請求がありました。そして裏金問題は現在も政権を揺るがしています。水瓶座冥王星は、これから20年をかけて社会を新しく作り変えていきます。

政治や芸能界も破壊されるのか?

増税、教育、労働、防衛…様々な問題が山積みです。
「政治は機能しているのか?」
と疑問を感じている人は、少なくないでしょう。

水のサインである蠍座は、人との濃い関係性が特徴で、12サインで一番のしぶとさがあり、派閥争いが多くなります。しぶとく生き残りますが、内部崩壊も起こりやすいです。自民党は、太陽星座が蠍座の議員も結構多いので、強制的に変化せざるを得ない状況になる人も出てくるでしょう。

ちなみに岸田総理は、太陽星座は水瓶座冥王星に対して、スクエアになる獅子座です。しかも(10天体中)5天体が獅子座なので今後大きな影響を受けていきます。

自民党が解体したら、その後はどうなるのか?近い未来は、トップの交代だけかもしれませんが、今後20年をかけて、政治の世界そのものを大きく変容させていくでしょう。

年末に、松本人志さんのプライベートが週刊誌に取り上げられました。エンタメの世界も、個人より組織、会社が優先されるようなヒエラルキーを維持するのであれば、無傷でははいられないでしょう。

2024年天体の動き概要

2024年には、注目すべき天体の動きが3つあります。

①牡牛座で木星と天王星が重なる(13年に一度)

2023年5月17日から牡牛座を運行中の木星が、2024年4月21日、牡牛座の21度で天王星とコンジャンクションになります。
「好景気アスペクト」といわれますが、「好景気」という表現より「新しい分野の産業が広がる」という方がしっくりきます。過去の天王星と木星のコンジャンクションをチェックすると、必ずしも日経平均やS&P500の調子がよくはないのです。

「新しい分野」を少し紐解いてみます。牡牛座は、五感を司ります。質が高く、心地のよいもの、高級感を大切にします。手間がかけられていたり、高品質、プレミアム感があるものが注目されていきそうです。(現在進行形)

②木星が牡牛座から双子座へ移動

牡牛座木星は、2024年5月26日に双子座へ移動し、およそ1年間双子座に滞在します。

木星が双子座に入ると、情報、流通や通信分野が発展していきます。軽快で軽薄なものが流行りそうです。例えば薄くて軽くてチープなもの。
社会の雰囲気は、ポップで明るいけど、一方でネットの世界では意図しなくても、結果的に人を傷づけるようなことが頻発していきそうです。

双子座は、生存競争、生き残り戦略のために、情報を集めます。社会的には、ムードが荒れると感じる人も多いかもしれません。

人との交流がますます増えていくのに伴い、感染症の過剰な対策はなくなっていくのではないでしょうか。

③海王星と土星が魚座の終わりを運行

2011年4月5日に海王星が魚座に入り、2025年3月31日にようやく牡羊座に移ります。土星も2025年5月26日に牡羊座に移動するので、2024年の海王星と土星は、魚座でやり残したことを仕上げる年になります。

「海王星」そして「魚座」は見えない領域を扱います。
海王星は2011年から長い間、魚座に滞在しています。ニュースやSNSを通じて、世界の国々で起こる災害や紛争を同じタイミングで知る時代になりました。わたしたちは、遠くにいる人たちと、どこかで繋がっている感覚を共有しているかもしれません。土星は、牡羊座から始まる新しいサイクルに向けて、悲しみの原因の解決へ道筋をつけようとします。

イスラエル・パレスチナ紛争、ウクライナ紛争は終結するのか?


海王星と土星が魚座の終わりを駆け抜けようとする時期に、紛争が終結する可能性があります。

イスラエル・パレスチナ紛争、ウクライナ紛争の他にも、イエメン内戦など世界には今なお続く争いがあります。悲しみの連鎖を終わらせようという機運が高まり、これまで魚座海王星が広げてきた悲しみを、土星が一層させ、解決に至らせようとします。

紛争の停戦・終結に期待できる時期

2024年で土星がいい形でアスペクトを組む時期は、2024年5月8日の牡牛座の新月でしょうか。魚座土星が、弱いところへのサポートという形で現れるのであれば、皆が納得する形で変化が生じることが予感されます。MC近くの木星は、国際問題、教育問題に関して目処がつくとも読めます。

(個人的な考えですが)特に、イスラエル・パレスチナ紛争の背景は、長い年月を経て積み重なった深い問題があります。停戦という形はあるかもしれませんが、完全に終結するには、越えなければならないハードルの数が多すぎます。

春分図で2024年を予測する【2024年3月20日】

春分図は、「1年のテーマ」や「どんな年になるか」を知ることができます。

ここ数年の春分図は太陽と冥王星スクエアでしたが、これを乗り越えてセクスタイルになったので、落ち着きがあります。ガツンとパンチのあるものから、マイルドになってます。ここ数年と比べると、比較的落ち着いた年になりそうです。

太陽と月は「火」のサインなので勢いがあります。7ハウス冥王星は、友好国、対抗国が煽るかたちでの国際問題がありそうです。

1ハウスの「月」は国民です。太陽は9ハウスなので、教育問題は、国民の大きな関心事としてあります。
社会を示すポイントMC近くなので、政権交代の可能性があります。政党は、11ハウスの管轄です。この11ハウスにある木星天王星は、政党そのものを変化させるかも知れません。政党政治の流れが変わる潮目とも言えます。

春分図 2024年3月20日12時6分28秒

社会が大きく動くのは、2024年より2025年?

2024年の大きな天体の動きは、木星の双子座入りくらいです。木星はホロスコープを12年かけて一周するので、年の半ばにサインが変わりますので毎年変わります。

一方2025年は、

・木星蟹座(水)入り
・海王星牡羊座(火)入り
・土星牡羊座(火)入り
・天王星双子座(風)入り

4つの天体が次のサインに移動します。

トランスサタニアンが「火」と「風」のサインに入るので、社会全般に「火と風」のムードが強まります。自己主張をしていかなければならない「火」のサインと動きの早い「風」のサインは、ギアが入りやすく、世の中の動きも早くなり、個人の生活でもスピードが要求されます。

2024年は、地と水の世界から風と火の世界への移行の筋トレ期間です。

トランスサタニアンのサインが変わる時は、地震をはじめとする大きな災害が発生することが多いともいわれます。防災意識はすぐには身につかないので、今から準備できることをやっていきたいものです。

トランスサタニアンは、土星より外側にある天王星、海王星、冥王星のことです。

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