「働くのがつら過ぎる人」を西洋占星術で考察してみる

もくじ

どうして働くことが辛くなってしまうの?

社会保険料の増加、人手不足による労働時間の増加、個人事業主にとってはインボイス制度導入による業務の煩雑さなど、働く人の環境は、年々厳しくなっています。
占いのご相談でも、様々な理由から「働くのがつらい」「働くのが怖い」というご相談があります。

働くことが難しくなってしまう理由は、いろいろです。

  • 人間関係がつらい
  • 長時間労働で身体がしんどい
  • 給与が低い

「どうして働くことが難しくなっちゃうの?」
「なんで職場運が悪いの?」
この理由が、ホロスコープに刻まれているかを探ってみました。

【月がハード】気持ちに安定感がない

出生の月に対して、ハード・アスペクトが一つだけ、あるいはアスペクトがない場合は、気持ちが不安定になりやすく、人に対して敏感であったりします。特に人間関係で疲れやすく、つらくなってしまいます。

月に対して、ハード・アスペクトを形成する天体は、火星、土星、天王星、海王星、冥王星です。木星は、大袈裟になる、やり過ぎてしまう位なので、大きなデメリットにはなりません。

月は、きほん自分にしか分からないので、わたしを例に。

出生の月は、海王星のスクエアだけです。
このアスペクトは厄介です。人に期待し過ぎちゃう。例えばおいしい誘いや提案があると、まだかまだかと期待し続けます。結果はたいていがっかりです。相手が話したことを忘れていたり、その場の盛り上がりでの発言だったなんてことが多いです。

【太陽がハード】仕事が思わぬ方向に行きやすい

太陽は、人生目標、仕事をあらわします。太陽に対して、火星、土星、天王星、海王星、冥王星がハードアスペクトを形成していると、仕事が予測しない方向に進む傾向があります。仕事環境が合わな場合は、難しい問題を抱えることも多くなります。

例)太陽と天王星がスクエア

天王星の特徴が尖った形ででるので、大きな組織や自由度が低い職場には向きません。理不尽なルールには納得できませんし、周囲の圧に負けず自己主張をするので、やり過ぎると職場で浮いた存在になります。

このアスペクトは、多くの人が持っているので、他の要素も考慮する必要があります。

【火星が弱い】ターゲットにされやすい

火星は、行動力、攻撃性、積極性をあらわします。
個人のチャートで、火星が太陽や月と関わらずに孤立している場合は、火星の力が弱くなります。
火星が弱いと、相手に食い込まれやすくなるので、嫌がらせを受けたり、しつこく付きまとわれたりする傾向があります。
ストーカーに遭いやすい人は「火星」の状態を、チェックしてみてください。

ハードに身体を動かすと、火星が活性化されます。

【土星が弱い】厳しい場面は逃げたくなる

土星は「秩序」をもたらします。
多くの仕事は、週に5日、7時間以上の拘束があります。土星が弱いと、日々の地道な労働に苦痛を感じやすくなるので、責任を伴う仕事を任された時は、逃げたくなることがあります。

逆に、土星が強化されている場合は、(例:月と土星がコンジャンクション、特に固定サイン)
過酷な環境でも、頑張り過ぎる傾向があります。ブラック企業でも、体を壊すまで仕事を続けてしまいます。

【第6ハウスがカオス】職場に問題あり?

第6ハウスは、「職場環境」や「健康」を表します。ここに火星、土星、天王星、海王星、冥王星が入っていると、職場環境がハードモードになる傾向があります。

6ハウスに火星がある

職場で一番の働き者!
仕事で達成感を求めます。要求された仕事はやり遂げたいので、頑張り過ぎて、過労で体を壊してしまうことがあります。

6ハウスに土星がある

地味な作業を黙々と行うことができます。忍耐強さの結果、感情を抑圧してしまうので、身体の不調としてあらわれやすいです。

6ハウスに天王星がある

自分の独特のスタイル、リズムがあるので、会社のルールに合わせし過ぎると、能力を活かすことができません。自由度の高い職場であると実力を発揮できます。

6ハウスに海王星がある

毎日の通勤や、規則的な就労環境が苦痛です。規律を要求される職場にいると、無気力になってしまうこともあります。

6ハウスに冥王星がある

妥協ができないので、限度を超えて仕事をしてしまう傾向があります。限度を超えると、体力気力が続かずに仕事を辞めることにもなりかねません。

【グランドトライン】実は打たれ弱い

グランドトラインは、3つの天体がトライン(120度)のアスペクトを形成し、正三角形を形成します。
各エレメントが表すテーマで、大きなサポートがあるので、生まれながらに恵まれているといわれます。その結果、ラッキー状態が当たり前なので、打たれ弱くなったり、甘えがでることもあります。

グランドトライン

【月弱め、太陽・火星強め】変な職場に行くけど、すぐに次を見つける人

  • 転職:8社(短期の仕事含めず)
  • 面接数:100回位(落ちた会社、1次〜3次面接を含め延べ)
  • エントリー数:250社位
  • 残業100時間越えで体調を壊し退職:2回

これはわたしです。転職が豊富な人生です。

【月が弱め】気にしい・気持ちの切り替え下手

新卒で入った会社と次の会社は、合計勤続年数11年で仕事は安定していましたが、その後は転職人生に突入しました。
「なぜ転職が多いのか?」
「なぜ変な職場に行ってしまうのか?」

占星術にいうと次の2つがあるのかなと。(他にもありますが、長くなってしまうのでとりま2つあげます。)

  • 月に安定感がない(アスペクトは、月海王星スクエアのみ)+12ハウスにある
  • 土星にアスペクトがない
Screenshot

❶月と海王星のスクエアは、理由もなくトラブルに巻き込まれることがあります。
変な職場に行ってしまったり、ヤバい人との関わりなど、思い当たることがいくつもあります。

人のことを気にし過ぎます。
『相手はこう思っているのではないか?』
とリアルに想像して、一人で落ち込むなんてことも。

一方、マイナーアスペクトが豊富なので、追い込まれて撃沈しても、謎の回復力があります。

月が12ハウスにあります。12ハウスは、「秘密」「潜在意識」「奉仕」「自己犠牲」。今の時代では、「引きこもり」「インターネット」を象徴しています。
月のアスペクトが、海王星のスクエアのみ。しかも月は12ハウスなので、本心を人に知られたくない。ここにも傷つきやすさがあります。

❷「土星にアスペクトがない」と、決まった人生コースがないという感じになります。
最近の仕事スタイルは、「占い」と「経理」のタイプ違う仕事をしています。不安定の中で、安定しています。新卒の頃の将来像とは、かなりの違いますが…💦

【太陽と火星が強め】不屈の魂で再び挑む

昔の話です。転職回数が多いことを嘆いていた時、
「辞めても、すぐに次の就職先を見つけてくるよね。すごいよ!」
と友人に言われました。

すごいかどうかはともかく、なんだかんだ前の会社と同等の会社を見つけていました。チャートから、仕事を探し出してくる力を探っていみると、下記の2点かなと。

  • 太陽が強め(仕事運)
  • 火星が強め(目標に対する積極性)

月の弱さに比べ、太陽と火星はアスペクトが豊富です。心が元気になると、猛烈に頑張れるのです。人生において、面接の回数100回以上、エントリー250社以上!分母増えれば、確率が高まることを信じて転職活動してました。

太陽は強め!

太陽は冥王星、木星、天王星とセクスタイル(60度)。
→回復力がある太陽です。粘り強さがあり、人との繋がりやお金にラッキー感もあります。

そして、太陽と海王星はトライン(120度)
→願いをリアルに描くと、現実になりやすく、(月海王星スクエアと逆)人生を前進させていこうという積極性があります。
火星も緩くトライン
→アイディアを仕事に活かそうとします。オリジナリティを発揮できます。

火星は強め

職場・仕事運アップの鍵は、チャートにあります!

チャートの中に、働くことが大変な原因があっても大丈夫です!

自分の陥りやすいパターンを意識して、そうならないように行動をすること。そして、自分に合った環境をつくったり、見つけられれば、生き生きと仕事をしていけます。

わたしは、小さい頃から人から言われたことを気にして、ずっと引きずって、なかなか気分転換ができない人でした。

西洋占星術のホロスコープを通して、自分自身を客観的にみられるようになったことも、気持ちの余裕につながりました。
プラスして最近は、年を重ねていい意味での「ズーズーしさ」がでてきました。
おばちゃん最強!

「今あるお仕事の悩みは、今後もずっと続きませんよ!」
ということを、読者さんに声を大にしてお伝えしたいです。

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