【ホロスコープの読み方】鑑定現場ではこう読んでいるよ!恋愛・結婚編

もくじ

恋愛・結婚をみるポイント

恋愛・結婚相談の際は、まずはネイタルチャート(出生図)を把握することは超大事です。
「どんな個性?」「どんな恋愛が好み?」「結婚観は?」これらが把握できると、ご相談のアドバイスで適切な言葉を選択することができます。

一人でも平気?

「月」星座は、何か起きた時のリアクションです。
出生の月にアスペクトがある場合は、性格に特徴的な部分が出てきます。

例えば…
月に天王星がコンジャンクションをしている女性は、人とある程度距離を持ちたい。一人時間がないとストレスを感じます。なので、生活が充実していると「一人でもいいかな」になりやすいです。

心地よさを見るのは「月」

月(自分)✖️月(相手)のサインで相性をチェック

気が合う、合わないかは「月」の相性です。月の相性がいいと、お互いが「自然体で心地いい」関係になります。この相性は、同棲や結婚をしないと分からなかったりします。

下記の表はアスペクトで記載していますが、サイン同士の関係でも同じ特徴です。(アスペクトがある場合は意味が強調される)

アスペクトアスペクト種類特 徴
0度(コンジャンクション)中立ぴったりの相性だが、僅かな違いが気になる
60度(セクスタイル)ソフトお互いの違いを理解できる
120度(トライン)ソフト感覚が似ているので理解し合える
90度(スクエア)ハードカチンとくる
180度(オポジション)ハード・前にあるサインは成長を促される
・後ろのサインは(前のサインの)成長を促す
30度(セミセクスタイル)ソフト違いが際立つが、親しみがある
150度(インコンジャンクト)ハード相手の気持ちが全く分からない

言葉で分かり合える?「水星」をチェック

こちらも、サイン同士のアスペクトで相性をみます。アスペクトがある場合は、意味が強調されます。

例えば、水星同士が90度(スクエア)の関係だと、「伝えたつもりなのに真意が伝わらない」なんてことが多くなります。

アスペクトアスペクト種類特 徴
0度(コンジャンクション)中立伝わる!言葉にしなくても理解できる
60度(セクスタイル)ソフトお互いの違いを理解して、話ができる
120度(トライン)ソフト心地よくコミュニケーションが取れる
90度(スクエア)ハード言うことが気にさわる
180度(オポジション)ハード・前にあるサインは、年長者と話している感じ
・後ろのサインは、年下と話している感じ
30度(セミセクスタイル)ソフト言葉の内容が、想像や想定ができる
150度(インコンジャンクト)ハード「斜め上!」と理解しにくい

結婚と恋愛では観る天体は違う

月と水星の相性がよくなくても、金星と火星の相性がいいと、恋愛対象として惹かれあったり、お付き会いが楽しくなります。
金星と火星の間に、アスペクトが形成されていると、接点ができるので良くも悪くも「接点」が起こります。

金星で恋愛観が分かる

愛情を表す「金星」は、恋愛観、好みの恋愛スタイルが分かります。12サインの金星をそれぞれ見ていきます。

【牡羊座】金星

・好きになった人にはストレートに愛情表現をする
・若々しさがあったり、将来性を感じさせる人に惹かれる
・自分から追いかけたい

【牡牛座】金星

・愛情表現は、控え目であたたかな雰囲気
・相手に自分の気持ちを伝えることを躊躇する
・(五感で捉えられる)価値観を持っている人に惹かれる →経済的豊かさ、容姿のよさなど

【双子座】金星

・愛情表現は、軽快で楽しく、知的な会話で盛り上がる
・誰とでも仲良くなる
・積極的にアプローチできる、そして相手が一人とは限らない

【蟹座】金星

・愛情表現は、(相手から)分かりにくい
・好意を持たれることを望んでいる
・案外と面食いで、好き嫌いがはっきりしている

【獅子座】金星

・愛情表現は、積極的な傾向
・恋愛にドラマを感じたい
・追いかけるのが好き

【乙女座】金星

・愛情表現は、クールで分かりにくい
・好きなタイプを決めていて、そのタイプを探し続ける傾向
・外見的にすっきりした雰囲気を好む(雰囲気イケメン・美女)だらしない人、清潔感がない人は嫌

【天秤座】金星

・愛情表現は、洗練されていてスマート
・誰に対しても人当たりが良いので、本命が分かりにくい →伝わらないと感じていることが多い

【蠍座】金星

・愛情表現は、本心を隠して分かりにくい
・一人の相手にこだわる
・嫉妬心が強く、相手を無意識にコントロールしようとする

【射手座】金星

・愛情表現は、オープンでフランク
・相手が自分に対して気持ちがないと分かったら、すぐに諦められる
・心と身体が別として行動することも

【山羊座】金星

・愛情表現は控え目で、アプローチが慎重
・恋愛の延長が結婚という考えを持つ傾向
・愛されていることに疑いを持つことも

【水瓶座】金星

・愛情表現は、クールで物ごとにとらわれない
・束縛を嫌い自由を求める
・愛があればどんなことも障害にならないと考える傾向

【魚座】金星

・愛情表現は、本心が分かりにくく、ロマンティストでナイーブ
・情に流されやすい
・誘惑に弱い

恋愛・結婚のキーは「火星」

恋愛をスタートさせたり、結婚へと関係を進展させるには、「火星」を使うことも大事です。
「火星」は行動力を表し、自分の動き方、相手の動き方が分かります。

「優柔不断?」「腰が重い?」「飽きっぽい?」
特にクオリティ(3区分)をチェックしてください。

【まとめ】相性をみる手順

鑑定時間により、手順のステップ数が異なります。下記は30分の鑑定内での恋愛相談のイメージです。

  1. チャートの特徴を把握する
  2. 月と水星の相性
  3. 金星と火星のチェック(どんな金星?どんな火星?)
  4. 金星と火星の相性
  5. 上記を元に総論。恋愛、結婚にいい時期のアドバイス

もう少し時間があれば、4と5の間にシナストリーも使います。シナストリーは、自分のハウスを通して相手をみる手法です。
自分のチャートに、相手の「太陽」「月」「Asc」はどこにあるのかを見ます。相手のチャートからは、自分がどう見られるかも分かります。

私のチャートは活動宮強めなので、すぐに新しいやり方を試したくなります。色々と変えた上での現時点での手順です。

「ホロスコープを読んでみたい方」「占い師になりたい方」「占い師の方で新しい手法を取り入れたい方」に、個人レッスンを行っています。オリジナル資料を用いて具体例が豊富なレッスンが特徴です。

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