土星で人生の結末を知る

もくじ

土星は悪く言われるが、そうでもない

土星は、あまり人気のある天体ではありません。昔の占星術で悪いことが起こると書かれていたりします。

実際のところ、
他の天体が無茶苦茶でも、土星が安定していれば、
「プライベートは無軌道でも、仕事はしっかりやります!よって生活には支障がありません!」
ということになるのです。

土星は、負荷をかけないと鍛えることが出来ません。トレーニング不足の土星は、色んな問題を引き起こします。

土星は晩年に本来の力を発揮

土星は、56歳から70歳くらいに発達します。
若い頃、土星のある場所は、コンプレックスを感じる場所です。晩年になると、土星本来の力を使うことができます。

ここでは、土星のサインで、人生の結末をイメージしてみましょう。

【牡羊座土星】歳を重ねて若返る

牡羊座土星の持ち主は、若い頃、頑固だったり、孤立する場面が多いかもしれません。
歳を重ねてくると若々しく元気になります。リタイア後に、新しい分野で起業をしたり、新しい挑戦をします。
「年甲斐もなく…」
と言われる場面が多くなりそうです。

【牡牛座土星】ひとりでも楽しい

牡牛座土星は、自分が既に持っている資質の中に、取り組むべき分野があります。五感に関係したものなので、食べ物、音楽、視覚や聴覚などです。モノを通じて才能を発揮していきます。

自分の持ち物で楽しめるので、ひとりでも十分楽しく過ごせます。

【双子座土星】あちこち動きまわる

双子座土星は、歳を重ねるごとに興味が広く分散していきます。子供っぽい知性なので、面白そうなことに頭を突っ込みます。

言葉で様々なものを表現をしてみたり、あちこち旅をしてみると、継続性のあるテーマになっていきそうです。

【蟹座土星】親しい人たちと、まったり過ごす

蟹座土星は、家族、集団、組織などに所属することにより、充足感を得ます。

蟹座は日常生活や、衣食住に関係します。土星は、伝統に関係します。たとえば食生活や住まいを、一昔前の大家族で共有していたものに変えてみると、晩年のテーマの一つにつながってきそうです。

【獅子座土星】子どものように、遊びまくる

獅子座土星は、自分の内からわき起こる「衝動」を表現しなければなりません。これは「遊び心」や「自己表現」といったものです。

表現方法はバラエティーに富みます。「創作活動」を行ったり、「ゲーム」にのめり込むかもしれません。

【乙女座土星】いつまでも人の役に立ちたい

乙女座土星は、継続的に仕事をしていくことで力を発揮します。細かなところまで目が行き届き、要求されたことに対して、完璧に応えようとします。

歳を重ねるにつれ、
「人の役に立ちたい!」
という気持ちが強くなり、具体的に動きます。自分自身の自己管理にもしっかりと目を向けます。

【天秤座土星】多くの人がいる場所へ出向く

天秤座土星は、色んな人や事柄に関心を広げていきます。天秤座は客観性を示すので、歳を重ねても、偏屈で頑固なお年寄りにはなりません。

今は一人で過ごすことが好きな人でも、晩年は人への関心が高くなり、対人関係が賑やかになっていきます。

【蠍座土星】特定の関係を死ぬまで守る

蠍座土星は、特定の「誰か」「何か」と一体化し、目的が果たされるまで関係し続けます。
この関係性は自由度が少なく、息苦しさを感じるかもしれませんが、それ以上に深い絆をもたらします。

【射手座土星】深淵なテーマへの探究

射手座土星は、精神性が高く、グレードアップをしていきます。スケールの大きな目標があり、長期的に取り組んでいきます。年齢を重ねるにつれて、より熱心に勉強をしていきます。

【山羊座土星】地域社会のために、采配を振う

山羊座土星は、与えられた役割を忠実に果たします。また、集団をまとめ上げる力もついてきます。
晩年は、ローカルな場のリーダーやまとめ役になり、その場所を盛り上げたり、復興させたりします。町内会、マンションの管理組合、町おこし、活躍の場はいろいろとありそうです。

【水瓶座土星】ITツールを使いこなし、自由なスタイルを追求

水瓶座は、普遍的な広がりがあります。場所でなく、自分のスタイルに根ざすことが安定感を生みます。よって、水瓶座土星は、「ITツール」を活用し、便利に自分らしく生活していきます。

水瓶座自体は、あまり情緒的ではありません。晩年の対人関係は、様々な人と広く浅く関わっていきます。

【魚座土星】社会からちょっと離れて、気ままに暮らす

魚座土星は、歳を重ねるにつれ、「社会的地位」や「お金」を重要視しないようになります。ナチュラルに自分らしい生き方を実践していきます。

土星は、不必要なものを破壊していく

土星はメインテナンスの天体です。土星がやってくる時は、不必要なもの壊されていきます。本物だけが残ります。

土星は、トレーニングを課す天体です。トレーニングが十分でない人は、ちょっとしたことでもダメージを受けます。現代社会を生き抜くには、自分に不必要なものを壊して、刷新していかなければなりません。

土星は、ホロスコープを一周するのに、約29年かかります。1つのサインを移動するのには、2年から2年半ほどです。

土星が各ハウスにやってきた時、何を鍛えるべきなのかをみていきましょう!

【土星が第1ハウスに滞在】土台づくり

土星が第1ハウスに滞在している時は、目標を定め、目標達成に必要な種を蒔きます。自分の根っこになるものを作る時期です。

【土星が2ハウスに滞在】主な収入源を決める

土星が第2ハウスに滞在している時は、主な収入源を決めます。土星は過剰を嫌います。安定的で、定期的な収入は入ってきますが、臨時的な収入は見込みづらいです。

【土星が3ハウスに滞在】勉強の習慣をつける

土星が第3ハウスに滞在している時は、スクールに通ったり、規則的に勉強をしていくといいでしょう。土星は同じスタイルを継続するので、あちこち出掛けることも多くなりそうです。

【土星が4ハウスに滞在】自分の居場所を定着させる

土星が第4ハウスに滞在している時は、自分の居場所ができます。住居や事務所を構えるかもしれません。あるいは、家族の都合で、家に居る時間が大幅に増えるかもしれません。
「拘束されている」と感じるかもしれませんが、自分の帰る場所ができるのです。

【土星が5ハウスに滞在】あそびのスタイルを決定

土星が第5ハウスに滞在している時は、「あそび」「クリエイティブな活動」「楽しみ」「投資(投機的なもの)」のスタイルを決定します。ここで決めたものは、挫折することなく続けていきます。

【土星が6ハウスに滞在】どんな怠け者でも働く

土星が第6ハウスに滞在している時は、継続的に、安定的に、まじめに働きます。いつもは怠惰な人でさえも働きます。

【土星が7ハウスに滞在】社会的な判定を受ける

土星が第7ハウスに滞在している時は、他者から見える自分をはっきりさせ、対人関係で関わる人を見極めます。

第7ハウスの入口は、社会の受け入れ「登竜門」です。年上で専門的な人からジャッジが下されるかもしれません。第1ハウスで植えた種が、どう育ったのかが分かる場所です。

【土星が8ハウスに滞在】関わる人が決まる

土星が第8ハウスに滞在している時は、自分と関わっていく人が決まります。会社や組織、あるいは仕事や結婚パートナーです。

8ハウスは「契約」や「継承」の場でもあるので、遺産、権利、考え方を受け継ぐこともあります。

【土星が9ハウスに滞在】学びと旅

土星が第9ハウスに滞在している時は、自分のテーマを勉強していきます。本格的に習い事を始める人、学校に入る人、あるいは第8ハウスで受け取ったものを教える人もいます。個人で楽しみむ勉強というよりも、社会に役立つものを、勉強していきます。

遠くへの旅にでる機会も増えそうです。

【土星が10ハウスに滞在】重い責任がやってくる

土星が第10ハウスに滞在している時は、何らかの役職につき、責任の大きな立場になります。土星なので、明確な義務、役割をこなす必要があります。自分がやりたいことをする訳ではないので、楽しくはないです。

【土星が11ハウスに滞在】未来の計画を立てる

土星が第11ハウスに滞在している時は、第10ハウスの責任ある仕事の場で、出来なかったことを発展させたり、消化できなかったことを行ったりします。
共通の趣味を持った人たちと交流をしたり、講座に通ったりすることにより、未来への計画を立てます。

【土星が12ハウスに滞在】大掃除

土星が第12ハウスに滞在している時は、次のサイクルへの準備期間です。重要なものと不要なものを選別をすることにより、次に何がやりたいのかが見えてきます。

土星のサインを調べるには

こちらのサイトで、土星がどのサインがあるかを調べられます。

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